法人インタビュー

デイサービス暖団様

○特定技能・介護でベトナム人女性が3名就業中。ご利用者様との関係構築が巧みで日本人職員も見習うほど
○同僚との関係もよくフロアのリーダー的存在に育てたい

デイサービス暖団は京都市南区に位置し地域一帯のデイサービスのニーズに応えています。優しい語り口の施設長、寺﨑さんです。

「外国人採用のきっかけは採用難の一言。むしろ外国人の方で優秀な人材を採用できたらと思い、チャレンジすることにしました」

 実際にベトナム人人材を採用されてみて、お感じになった苦労や課題はありますか?

「フォンさん(女性)を採用してまだ1年未満なので、段階を踏んで現場に慣れてもらうようにしています。なのでまだ苦労とまでは行きませんが、現場の受け入れ態勢や、生活面でもウチに慣れていけるかというところは細かく気にかけていこうとは思っています」

フォンさんは在日歴が約3年になり、京都にも慣れて楽しく生活されているようです。現場への受け入れではどのような取り組みをされたのでしょうか。

「最初に行ったのは、職員とご利用者様への事前周知です。職員に対しては、日越の文化の違いや、現場でつまづきがちな点などを想定して、職員間で情報共有を行いました。

ご利用者様に対しては、外国人の方は日本語が通じにくい時もありますが、どうかご了承いただきたいというお願いをしました。

フォンさんは明るく可愛らしい方で、素直で笑顔を絶やさないのでご利用者様はとても良い印象を持ってくださっているようです。積極的にスキンシップをして、ご利用者様の笑顔やお話を引き出すことに長けています。心の通うコミュニケーションという点では私たちも見習う部分があります。

フォンさんからは、ご利用者様はとても親切でわからない言葉をやさしく教えてくれるという風に聞いています」

ご利用者様と良い関係を築けているフォンさん。現場ではどのような職務を担っているのでしょうか。

「フォンさんには、フロアでのお茶出しの仕事に始まり、集団体操を行う前の準備体操もお任せしています。今後は集団体操をまるごと担当してもらいたいですし、入浴介助や送迎の添乗員もお願いしていきたいですね。ゆくゆくはフロアリーダーのような役割まで担えるように成長してくれたら……という希望を持っています」

日本人の先輩・同僚との関係は、うまくやれていますか?

「話す分には問題はないのですが、メモなど文字の読み書きは勉強中ですね。今では同じベトナム人の後輩が2名いますので、彼女たちが働きやすい環境を作りながらコミュニケーションをとるようにしています」

 採用面接から携わり、ユアブライトに紹介されるベトナム人人材が優秀な若者ばかりで驚いたという寺﨑さん。引き続き、向上心があり素直で明るい方を紹介していただけたら……というお言葉を頂戴しました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

ご利用者様に常に笑顔で接し、ハイタッチなども行って距離を近づけていくベトナム人介護職の皆さん。「天性の可愛がられキャラ」に目を細める寺﨑さんです。

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